禁煙うつに負けずに就業するには?

今度こそ、禁煙を頑張ろうと思っていても、ついつい心が挫けてしまう原因のひとつとして、「禁煙うつ」があるのではなのではないかと思います。禁煙うつの主な症状とは、禁煙を数日間続けた後に起こりがちなイライラ感や、ソワソワするなどのニコチンの禁断症状がさらに進行した形で、生活をしていくうえでの全ての気力を奪い、不安や恐怖感に陥ってしまう、眠れない、眠りが浅いなどのつらい症状が出てきます。また、自分はダメな人間なんだと自信を失ったり、劣等感を持ってしまう、心臓が苦しくなるような焦燥感、無気力、無関心になるといった症状もあります。多くの禁煙成功者も体験しているかと思いますが、就業中であっても、お構いなしで襲ってくる判断力や注意力の低下には、かなり参ってしまいますよね。仕事でも、これまでには考えられないようなミスが起きてしまったり、午後には、耐えがたいほどの眠気が襲ってくるなど、「こんなことなら、タバコを吸っていたほうがマシだ」、「こんなことなら、1本吸ってスッキリしよう」かと、何度も禁煙を後悔してしまいます。しかし、これらの症状こそが、これまでの喫煙脳が、正常に戻ろうとしている、健康になろうとしている重要な機関でもありますので、どんなに苦しくても「自分の脳が、正常な状態に戻ってきている」と余裕を持つことが大切です。ニコチン依存症の喫煙者が、突然、喫煙をやめてしまうと、アセチルコリンの代役がいなくなり、ドーパミンが誘発されなくなります。脳は、すぐにアセチルコリンを復活することはできませんので、脳は枯渇状態に陥ってしまい、鬱に似たような症状が出てしまいます。しかし、ニコチン不足で起こるこれらの症状は、本当のうつ病とは異なり、あくまで一時的な症状でしかありませんので、スポーツや散歩などで体を動かし、意識を向けて他のことに向けていくなどして、気持ちを上手に紛らわしていきましょう。